我が子は周りと比べて人見知りが激しいけど、これって自閉症なのかしら・・・
毎日おもちゃを一列に並べて遊んでいるけど、楽しいのかしら?
子供の成長で「あれ?」と思うとついネットで調べちゃいますよね。
ネットでは発達障害や自閉症など不安なことがいっぱい掲載されています。
そもそも自閉症ってどんな症状なのでしょうか。
今回は自閉症についてご紹介します。
この記事でわかること
- 自閉症の特徴について
- 自閉症があらわれる時期
- 自閉症の検査方法について
我が家の息子も1〜2歳から自閉症の特徴が出てきました。
この経験も踏まえて自閉症の特徴をご紹介します。
自閉症があらわれる時期
生後1年までは、成長度合いに個人差があるので、なかなか自閉症と判別するのがむずかしいです。
多くの人は月齢が12ヶ月〜24ヶ月の間に何らかの違和感を感じ、発達障害の疑いを持ちます。
自閉症と気づくタイミング
いくつかの違和感が重なり、「うちの子ってもしかして自閉症では」と気づくことがあります。
また、外部からの助言やいつもと違う環境になって気づくこともあります。
- 定期的に行われる乳幼児健診
- 幼稚園や保育園の先生からの指摘
- 園の行事で周りと違った行動をする
自分1人の考えでは解決できない場合があります。
こども発達支援センターや発達障害を専門にしている小児科に相談するのも一つの手段です。
自閉症の特徴(年代別)
自閉症には特徴がいくつかあります。
大きく分けると2つあります。
- 社会的コミュニケーションと対人関係が苦手
- 行動、興味、活動が限定され、反復的である
これはどの年齢別に見ても同じ特徴です。
次に年齢別に自閉症の特徴を紹介します。
乳幼児期
乳幼児期はどの赤ちゃんもおしゃべりができません。
言葉の遅れ以外は乳幼児期でも自閉症と思われる特徴がいくつかあります。
- 抱っこをしても目が合わない
- 抱っこを嫌がる態度(大きく体をそらす)をとる
- 音や肌触りに敏感
1歳〜2歳
少しずつ生活リズムが安定する時期ですが、自閉症の子供は特徴が少しずつ表面化してきます。
- ことばが遅れる(人に興味がないので、聞き流すため)
- 好き嫌いが極端になる
- 離乳がうまくいかない(初見に極度の不安がある)
- 睡眠時間が安定しない
2歳〜3歳
2歳からは「イヤイヤ期」や「魔の2歳児」と言われるくらい自立心が発達します。
運動神経も階段を1人で降りられたり、サッカーみたいにボールを蹴ったり、飛躍的に発達します。
自閉症の子供も2歳も自我が少しずつ発達していきます。
自我の発達と同時に、自閉症の特徴も少しずつ現れてきます。
- 強いこだわりが出る(遊びの順序、色、一つの遊びにこだわる)
- 体の使い方が不自然(動きがぎこちない、走るのが苦手、体幹が弱い)
- ことばの遅れ(喃語しか話せない)
3歳〜4歳
この年齢から多くの子供が幼稚園に入園します。
同年代との集団生活で社会ルールを学んでいきます。
自閉症の子供はコミュニケーションが苦手なので、集団生活において特徴がはっきり現れてきます。
- ひとり遊びをして過ごす
- おもちゃを片付ける位置にこだわりがある
- 他の人がお気に入りのおもちゃで遊ぶのが許せなくて、独り占めをする
自閉症の診断方法はどこでできるのか
自閉症は完治するものではありません。
年齢を重ねるごとに重度になったり、自閉症の特性を抑えられたり様々です。
親の判断ではどうしても限界があるので、外部で達障害(自閉症)の診断をすることをおすすめします。
この章ではどこで発達障害の診断ができるかを紹介します。
こども発達支援センター
市区町村のこども発達支援センターでは発達検査も対応しています。
保健所や医者の紹介状がなくても診断してくれて、その後の診療もしてくれます。
電話で対応可能ですが、検査を受けられるのに半年ほど待つのがデメリットです。
発達外来がある小児科
インターネットで調べると発達外来を行なっている小児科がります。
おもに、発達検査や知能指数検査や療育を実施している病院です。
各病院によって受診方法が違うので、一度ネットで調べるのがおすすめです。
まとめ
自閉症の子供は人との関わりや自分の気持ちを伝えることが苦手です。
子供と長く接している両親でも子供のことを100%理解することは不可能です。
自閉症は個人差があ流ので、特徴の全てが該当することはありません。
少しでも「あれ?」と思ったら、検査を受けるのをおすすめします。
将来、子供1人で生活する時に、苦手なことが一つでも無くなる様に、今から訓練していきましょう。