最近、地震が多いわね。もし大災害にあったらどうしよう・・・。
悩みますよね。
日本で生活をしていると毎年必ず起こる自然災害。
もし、自分が住んでいる地域が自然災害に見舞われたらどう対応するのか。。
しかも子供が発達障害を持っていれば尚更深刻です。
今回の記事は下記のことがわかります。
- 日本に住んでいると発生する主な自然災害
- もし被災したらどうする
- 被災した時に見られる発達障害児のストレス
これらの情報を知って、防災に役立ててください!
日本で発生する主な自然災害
毎年のように自然災害がニュースになっていますよね。
地震や洪水、噴火などなど。。。
まずは日本ではどんな災害が発生するか確認しておきましょう。
地震
地震は日本に住んでいればいつ発生してもおかしくない災害です。
マグニチュード7.5クラスの地震発生率は10年以内は60%で、30年以内は90%と想定されています。
ちなみに熊本地震は2%し、阪神大震災は0.002〜8%で発生しました。
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生きている間に大地震がおきるじゃないですか!!
震度の大きい地震は余震もあり、ますます恐怖しかありません。
詳しくは内閣府が出している防災情報ページがあるので、ぜひ見てください。
火山の噴火
日本は噴火する「活火山」が111個もあるんです。
2015年にイギリスのマンチェスター大学の天体物理学の教授が発表した「世界で最も危険な火山」では
危険な火山1位が「硫黄島」です。
硫黄島は映画の「硫黄島からの手紙」で有名になった東京都が所有する小笠原諸島にある島です。
もし噴火が起これば大津波(高さ25メートル)が日本を襲う予想です。
このランキングにはもう1つ日本の火山があります。
それは4位に「阿蘇山」です。
阿蘇山は6,000年間隔で起こっている噴火が7,300年間起こっていない活火山です。
もし大噴火が起これば日本は壊滅状態になると予想しています。
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もう、心が折れそうになります。
火山に関する情報や防災情報は内閣府のホームページに詳しく掲載しているのでぜひ参考にしてください。
津波
東日本大震災で多くの被害を与えたのが津波とされています。
日本は島国なので、津波の影響はどこでも受けるとされています。
1960年で南米のチリで発生した大地震で、発生した津波が時速770キロで日本に到着しました。
津波の防災は内閣府のホームページが詳しので、参考にしてください。
他にも日本に住んでいると様々な災害があります。
次はもし災害にあった場合、発達障害児と一緒にどうやって避難するかをご紹介します。
もし発達障害の子供と被災したらどうする?
日本に住んでいる以上災害に遭う確率は高いです。
子供が成人してある程度、社会経験があれば少しは安心ですが、まだ未就学児や未成年であれば大変です。
この章ではもし発達障害児の子供と災害にあった場合、どう対応するか紹介します。
- 今回は、被災した時の怪我は無かったという想定で解説しています。
- 夫婦+子供という家族構成で解説をしています。
- この記事は心構えという気持ちで読んでください。
- 避難する際は住んでいる市区町村に従ってください。
可能な限り自宅で待機
発達障害の子供は環境の変化に敏感です。
災害にあった場合はなるべく自宅で待機するのがいいです。
情報は各地域の避難場所に集まってくるので、まずは避難場所にいるスタッフに自宅待機をしている事を伝えましょう。
可能であれば、子供が発達障害児で必要な薬や助けてほしい事を伝えておきます。
自宅で過ごす際に注意するポイントは
- なるべく同じ生活をする
- 楽しい話題をする
- テレビニュースをなるべく一緒に見ない
発達障害児の子供は少しの環境の変化がストレスになったりします。
子供には可能な限り、いつもの生活を続けて流ように心がけましょう。
避難所生活での注意点
避難所では色々な人が共同生活をします。
発達障害児にとって避難所生活は苦手な環境で生活をする事となります。
親として子供にとってなるべく落ち着ける環境を作りたい物ですね。
避難所は地域住民と自治体が主体で運営します。
避難所生活をする際は運者側に子供が発達障害であることを伝えておきましょう。
地域によっては刺激の少ない環境を提供してくれたり、専用スペースを確保したり状況によって配慮してくれます。
この時、お願いしたいケアを伝えましょう。
- 必要な薬の有無
- 静かな空間の確保
- 苦手な食べ物
- その他、特別な配慮
避難所生活は先の見えないので不安ですよね。
発達障害の子供も同じ気持ちです。
子供には「お家が綺麗になるまでここで生活をするよ」と簡単に伝えて安心させましょう。
また、子供とは可能な限り一緒にいる事も大事です。
被災した時の発達障害児のストレス
発達障害児にとって被災はストレスがかかります。
最初は頑張っててもストレスは着実に溜まります。
ストレスが原因で起こる行動が下記になります。
- 退行行動(夜泣き・お漏らし・後追い)
- 睡眠障害(不眠・悪夢・飛び起き)
- 過呼吸
- 頭痛
- 腹痛
- 偏食
- フラッシュバック
もしストレスが溜まったなら、落ち着いた環境に移動したり配慮をしてもらいましょう。
それでも無理な場合は、福祉避難所への受け入れ申請をしてもらいましょう。
まとめ
自然災害は防ぎ用のない災害です。
事前の知識と備えが必要です。
私も発達障害の子供を育てる親として、防災意識の必要性を実感しました。
この記事が少しでも役に立てれば嬉しいです。