自閉症スペクトラムという言葉を知っていますか?
簡単にいうとコミュニケーション障害です。
我が家の息子は今年で小学校1年生になります。
自閉症スペクトラムと判定されたのは幼稚園入園前の3歳の頃です。
1歳半になっても1語〜2語も話せず、「きゃー!」や「わー」の叫びくらいしか言葉を発しませんでした。
言葉の遅れも気になりましたが、私が一番気になったのは、人見知りでした。
人見知りで気になった点は
- 見える範囲に人がいると固まる
- 人のいる所へ行こうとしない
- 誰もいない公園はテンションが高い
他にも「あれ?」と思うところがありました。
現在、彼のIQは通常より少し低いレベルです。
いわゆるグレーゾーンとされる枠にいます。
発達診断をする検査で有名な「田中ビネー検査」ではコミュニケーションが低く出たんです。
他のテストは平均値だったのでデコボコと判定され、自閉症スペクトラムと判定されました。
これまでの息子の経験をベースに自閉症スペクトラムの子供の抱える問題を紹介していきます。
友達づくりの難しさ
親が悩む問題第1位と言っても過言ではないほど悩む問題が「友達関係」です。
特に未就学児の勉強関係は少ないので、友達関係が大きく関わっています。
友達との交流を嫌がるので、ママ友主催のイベントは全てキャンセルしています。
そんな息子ですが、幼稚園の年長で初めて友達と認識している子が2人できました。
その2人はみんなプレ幼稚園から知っている子でした。
対応策
自閉症スペクトラムの子は友達作りが嫌いではなく、苦手なんです。
長く付き合っていくうちに打ち解けるのが一番の対応方法です。
親が無理に友達作りをサポートせず、本人に任せて気長に待ってみてはどうでしょうか。
挨拶ができない
自閉症スペクトラムの息子は極度の人見知りのため、挨拶はしません。
理由を聞いても「?」となります。
いつも「挨拶は大事だよ」「挨拶は友達作りの第一歩」と沢山話しています。
親に対しての反応は薄いのですが、ある時、療育の先生から
「挨拶したいけどできない」と頑張っている様子を聞きました。
本人は挨拶をしようと頑張っているけど恐くてできないみたいです。
解決策
親が見本となる事です。
子供は親の様子を見て、挨拶することは恐くないと思わせます。
そして、挨拶を少しでもできたら沢山褒めてください。
そうすると子供は挨拶すると親は褒めてくれると思い少しずつします。
息子も今は先生には「さようなら」が小声で言えるようになりました。
まとめ
他にも息子から感じ取れる不安は沢山あります。
コミュニケーションが苦手な息子ですが、数字やマイクラは得意です。
毎日の様に計算式を作っては解いたり、マイクラで家をひたすら建てています。
誰でも苦手や得意はあって、自閉症の子はそれが極端な傾向があります。
子供のうちは得意を伸ばしつつ、何が苦手かを理解するのが本人にとって一番だと思います。
今後も発達障害について記事を増やしてゆこうと思います。